Shining Moon&Star's 完結

きっと、全てを話した時。


誰かの「過去」と言う傷を、あたしが広げてしまうことになるかもしれない。


だけど、、、


「周りにだって、知る権利があると思わない?」

「、、、言えっかよ。秋に、、、母親は違うけど、実は兄弟だ、なんて」


徹平は諦めたような、悔しそうな表情を浮かべ、、、俯く。


「徹平は、、、秋のこと、いつから知ってたの?」


あたしは複雑に絡み合った徹平の心の糸に、、、ゆっくりと、手を伸ばした。


「秋の、、、存在を知ったのは、小学校の頃だった」


ポツリ、ポツリと、徹平が話し出す。


「親父が言ったんだよ。「自分は俺だけの、父親じゃねぇ」って」


そんなこと、自分の父親から話された時、、、


徹平の胸の痛みは、どれ程のモノだったんだろう。