暑い、暑い、暑い。
痛い、頭が痛い。
苦しい。
カーテンの隙間から除く太陽が酷く鬱陶しい。
吐きそうだ。
あたしが熱いのか、外が暑いのか。
もう良くわからない。
ただひたすら、苦しい中で、頭痛と戦っている気がする。
ふと、耳をすませば、コンコンコンと縞板の階段を上る音。
すぐに部屋に入ってきた足音は、すぐそばで止まって、
「大丈夫か?」
と声をかける。
安心した。
全てから開放される気がして、そのまま眠りについた。
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