私の中にあと二人いる【完】


この男…
鳳凰の幹部 慶都だったかな?


ちっ!!ハズレた。


でも…こいつに近づけば…
あの男に会えるよね…?


「…」


僕は何も言わなかった。


ここで話すと…
そこらへんの女と同じにされてしまう…


「あれれ~、無視~?
お姉さん…俺、傷つくな~。」


慶都は僕にまだ話かけてくる。