私の中にあと二人いる【完】


「えっ…?

お姉さんが蛍ちゃん?」


慶都は僕を見て言った。


「うん、そうだよ~。」


慶都の質問に笑顔で答えた。


「どういうことだ」


鳳凰の総長は、僕に聞いてきた。


「僕は蛍で、蛍は僕なんだ。」


みんな、訳が分からないって顔をしている