だけど、兄貴のあんな姿を見たら… やらずには、いられなかった。 兄貴は鳳凰を作ったことを悔いていた。 なら、解散なり、すればいいと思った… だけど…ここを大切に思っている奴らがいるから、残さずにはいられなかったらしい… 俺は、最初は乗り気じゃなかったが… 今は、こいつらが大切だと思っている。 こんな俺でも、ついてきて来てくれるのが とても嬉しい。 そう、思った俺は、こいつらに恩返しがしたくて、全国一のところまで上りつめた。