私の中にあと二人いる【完】


「た、助けてくれぇ!!」


という声を聞いて、俺は、走って前を見た


そしたら…


どこの族か分からないが、二、三人の男が倒れていた。


倒れている男の背中に足を置いている…
フードを被った奴がいた。


「うわぁ~

こんなに派手にやっちゃって。

お前、どこの族?」


倒れていた男たちは…
俺を見るなり、逃げて行った。