私の中にあと二人いる【完】


「じゃあ、私…この街から出ていきます。

それなら、文句ないでしょ。」


私はこの街を出ればいい。


静かに生きられないなんて…


そんなの絶対に嫌だ。


「ダメだ。」


恭也は私にこの街から…
出させないと言った。


「私はこの街を出る。

そうすれば、また…静かに生きられる。」