「春奈!!元気出しな!!小野よりいい男なんてい――っぱい、いるんだから!!!」





夏樹が励ましてくれた。





「ありがと!!でも諦めるつもりはないよ!!」




「・・・・」





みんなビックリしている。





夏樹は食べていたポッキーを落とし、真里は読んでいた雑誌のページがペラペラと捲れている。





そう!!




私は負けたと思っていても諦めない!!!




だっていつか振り向いてもらえるかもしれないから!!





なーんてそんな都合の良いこと何てあるわけないか・・・