「篠崎」 ―甲斐くんだ こんな状況だからだろうか 甲斐くんの顔見ただけで泣きそうになる 「またそんな顔してる」 「来ないんじゃなかったか?」 「…ちょっと」 「ふーん…ってお前何飲んでんの?」 「ん?ウーロン茶だけど」 「これ旨いから飲んでみ」 ん?どれ… 「おいしい。こんなの置いてあった?」 「あったよ」 「とってくる!」