「結子ちゃんて、おもしろいんだねえ」 「いや、狙ったワケでは」 「結子ちゃんて、呼んじゃったけどいい?」 「あ、うん。あたしも、りなって呼ぶし」 っていうか… 右の席!笑いすぎだ!! いい加減に笑うのやめい!! 「お前相変わらずなのな」 ……やっぱり 「篠崎、久し振り」 「うん。久し振り…」 まさか、彼と3回目の言葉を交わすことになるとは。 あの頃のあたしが知ったら とても驚くに違いない。