「今日、野上ちゃんがマネージャーって紹介するから」 「え、いきなり行っていいの?」 「大丈夫。話は通ってるから オレも一緒にいくから」 …もう、勝手にしてくれ 「篠崎」 顔をあげて甲斐くんを見た 今日、2度目の甲斐くんだ 「…ん?」 やっぱり緊張するな… 「マジで茶道部?」 「あーうん」 「中学の時は?」 「読書部」 「…だってお前、あの頃は」 すると 「篠崎さん」 振り向くと男子がいた …だ、誰?