初めての授業なのに耳に入らない


あの5年生のときと
全く同じ席に
あたしとあなたが座っている


…こんなことがあるなんて


本当は甲斐くんのこと
ずっと
好きだった


でも封印してた



だって
だって


―好きになってはいけない