「やべぇ」
「生で始めてみた回し蹴り」
「こえぇ」

次々あがる声
2度とちびって言うなよ!!
と思いながらキッと睨む

シンッと静かになった



「姫…痛い…」

総太は半泣き
くっそ可愛いんだけど、何こいつ

「自分から喧嘩ふっかけんな
周りに迷惑かけんな
ルールだよな?」


教室につき、椅子に座ってる総太を手当する

「だってよー一応姫、総長だぜ?
あんな言い方されたら姫だってムカつくだろ」

ボソッと「俺らの頭だし」って照れくさそうに言う総太


「まぁ、確かにムカついたなー
でもほっとけ!これ以上整った顔に傷つけたくないだろールールはルールなんだから、破ったら…」

「わかったっつの!もうやんねーから
姫の回し蹴りマジでいてーから」