スースー聞こえてくる寝息に理性を飛ばされないように我慢する。
どうしたら離れられるだろうか…
さすがにこのままだったら夜女さんが起きた時を考えると…
驚いて俺に謝るだろう…
多分。
どうやって離れようか考えてるところで足音が聞こえてきた。
そしてドアが開く音。
「…なっ……なんで一緒に寝てんだよ」
総太くんだ。
すごい不機嫌そうな顔。
「ソファーで寝るって言い合ってたら夜女さんが、なら一緒に寝ようって…」
ははっと笑う。
俺がいくら笑っても総太くんは笑ってくれない。
「姫、起きろ。」
「あっいや、気持ちよさそうに寝てるから起こさないであげてっ」
「なら、お前がどけ。」
ものすごい勢いで睨まれる。
こ、怖い…
夜女さんよりはだけど。
「でも、腕と足が絡んでてっ」
へへっと笑う。
でもやっぱり笑わない総太くん。
