ニコッて水沢くんの天使の笑み、炸裂。
そして水沢くんの手が私の頬にやさしくそえられた。
「キス、しよっか?」
「や、あの、水沢く……っ」
私、まだ心の準備が……っ。
「抵抗しちゃダーメ。ね?」
「~~~っ」
どうしよう。
かわいい系男子の水沢くん。
ほんとうに、かわいいし。
イジワルなこと言ってこないのに、そのかわいさの中に強引さがあって、抵抗ができない。
かわいい水沢くん……アリ、かもしれない。
「……なよ」
「…………」
「いつまで寝てるの。さっさと起きないと、ものすごく恥ずかしいことするよ?」
「……っ!?」


