次の水沢くんのひと言で、私は人生が決まる……!
私はぎゅっと目をきつく閉じた。
「野上さん、僕のこと構ってくれないから、さみしかったんだよ?」
ほら、やっぱり私が思ったとおりのセリフを……。
ん?
あ、れ?
「何度起こしても全然起きてくれないし……」
すごくさみしかった、とまるで子どもみたいなことを言う水沢くん。
え、っと……。
「み、みみ水沢くん?」
「ん? なに?」
お、おかしい!
水沢くん、絶対におかしい!!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…