「休んでるね…」 そう言うと圭太は私の赤くなった足に目をやった。 「帰る?」 そう、さらりと一言。 ……呆れてしまったの? 「…いいよ、圭太だけで見てれば?」 完全に八つ当たりしてるよね?私。 「は?なんだそれ」 「足を引っ張ってばっかでしょ!!!!!!!!」 ごめんね、圭太。素直じゃないの。 圭太は黙って行ってしまった。 ―――当たり前だよね?