愛合傘Ⅰ~終わることで始まる物語~【完】



「きゃーー!!」

午後4時ジャスト。

受験番号1413……。

2階のベランダを見上げ、目が泳いだ。

「あった!!」

「あった?!うちも!!あぁよかった…!!」

側にいた華奈と抱き合った。
ぎゅっと、強く、涙を流しながら。

「千尋ちゃん!どうだった?!」

「合格した?!」

同級生から声をかけられた。

「うん!」

「よかった!一緒だね!」

「よろしくな」

男女らが同級生と語り合っていた。

「華奈、勉強教えてくれてありがとう。しかってくれてありがとう。」

「うちが言わなきゃダメだと思った。千尋はよく頑張ったね。」