「よし、裏表で決めよ!」

何度も何度も決まるまで手を振っている時不意に考えた。
もし偶然でも圭太と同じだったら、凄いなぁ…。

「はい!決まったね!」

「はぁ…マジかよ…」

そんな上の空に考えてる間にも決まってしまった。

「足引っ張んなよ、」

「…うん。」

圭太と一緒だった。
少しだけ嬉しかった。