「そうだね!頑張って!」

「ってお前も行くんだよ!」

「でも私なんかより他の子といったほうがいいと思うよ。」

「や、人がいっぱいのほうがいいと思うし、」

「いいの?」

「それは俺が聞くんだバカ。」

圭太と過ごすならそれでいっか。
私は圭太の誘いを受けると同時に夕日君が浮かんだ。
大丈夫、もう大丈夫だよ。
私、もう偽って誰かを好きになりたくないの。
もう振り向かないって心に決めたの。