あの後田中君が夕日君に話してくれた。 私は思った。 夕日君の親友が田中君でよかったって。 でもまだ終わっていない。 これからが運命との戦いだ。 私はもう負けたくない。 たとえ運命がそうだとしても、運命は自分で作るものだと教えてくれた。 恐れてばかりじゃ、目の前のものも失ってしまう。 だから私は負けない。 「夕日君、こないだはごめんなさい…。私ね…ずっと不安だったの。」 ちゃんと言わなきゃ…ちゃんと…。