「おはよう、」

1日、1日が過ぎていく一方。

また、明日金曜日…。

金曜日になったら、また休みがあって…そしてまた学校に来て…。


「なんか変。」

急に声を掛けられた。

「え、髪に癖でもついてるの?」


「違う、見た目じゃない。」

夕日君はじっと私をみつめる。

「見た目じゃ、…ない?」


「うん。」


「でも私、いつもと変わらないよ?」


「俺には分かるよ。顔に書いてある。いつも過ごしているんだから。」