―中2春― ドキドキしながら校舎へ向かう。校舎の窓に新しいクラスの名前が。 2―A…。 目を通すと…。 ¨加藤圭太¨ 見覚えのある名前だ。 同じクラス…嬉しい…。 「花田、同じクラスじゃん!!」 そう思っていると、加藤君から声を掛けてくれた。 「うん…」 「やだなー」 「ご、ごめん」