「でもさ、好きなら好きでそれなりにやることあるよ。」 「え?」 無理だよ…そんなの…。 出来るわけないじゃん。 何度もあの後話しかけてみた。 圭太に触れた瞬間、手をはらわれたの。もう、あんなのは嫌だよ…。 私となんかじゃなくて、あの子と居る方がいいのよ…。 あの子と…2人で1つの傘に入っていたじゃない…。 「話したいよ…」 「なぁ、もういいんじゃないか?圭太の為にとかじゃなくて自分の為に出来る事、あるんじゃないか?」