中2の秋に圭太と私は隣の席になった。 何度も何度も席の番号を確認した。 でも、どんなにみても隣は圭太だった。 求めていなかった。 幸せなんて、辛いだけだから。 隣では余り話さないように努力した。 彼女との約束だから。 それでも破ってしまい、圭太と笑いあって話してしまった。 だから嫌だった。 辛い事から逃げたかった。