夏休みが終わってすぐイベントがある。 運動会。 私達B組は赤組。 今週から運動会に向けての練習ばかりが続く事となった。 私は、知らない方がよかったのかもしれない。 さゆりは圭太が好き。 圭太はあの子が好き。 私は……私は…、誰なんだろう。 今、目の前に圭太がいる。 すぐそこに圭太の背中がある。 それなのに、何も出来ないままで。 圭太とさゆりが肩を組む。 ただ、それだけなのに。 何故か胸がざわつく。 私は今、酷い事を思いついてしまった。 ごめんと思いながら歯を食い縛る。