はあ…。恋は戦争かぁ~…。 もういいんだ…私は…。 華奈の言う通りだよ。 なんでそこまで想うのかな? もう時間がたった。 泣きたいだけ泣いた。 だからもう、いいんだよ。 「千尋っ、」 …え? 奈美が突然立ち上がった。 私も振り向いて立ち上がった時、さゆりが腕をつかんで首を横にふった。 なにがあったというの? 今の状況が理解出来ない。 本棚の向こうに誰かいる…?