「ごめん、ごめんからかい過ぎた。」


「よしよし、ええ子ええ子」


さゆりと奈美は私の頭を撫でてきた。


「私は…謝りたいのに、話したくないって圭太が言うから何も出来ない。」


「なんで?」


「そんなの分かんないよ!!!!!!!!」



もう圭太には好きな人がいるんだから、もう、何も出来ないんだから…。