空を見上げ僕は歌う。


「あ あぁ......」

隼人は 入口へと向かい扉に手をかけた

「あ そうだ。」

何かを思い出したかのように 振り返り

「あの約束。 忘れてねーからな!」

「約束? 何のことだ?」


「広場で言っただろ?

『また聞きに来る』って。」