空を見上げ僕は歌う。


「藤虎 何言ってるんだよ。

私は 充分すぎるほど幸せだ。」

「この前助けた 隼人って奴と

話してたのを聞いたんだ。


.....お前だって 正直なところ

この世界を嫌っているだろ....?」


辛そうに 私を見てくる藤虎

「お前だって同じだろ。」


私と藤虎は 『同じ存在』なのだから