いつもよりも多く 会話を交わしながら 学校へと向かう 気づけば 教室の前まで来ていた いつものように扉を開けて入ろうとするが 爽に止められる 「何だよ 爽。」 「いや....どうせなら見た目も変えね? 今までの態度も 避けられる原因の 一つかもしれねーけど..... 外見にも 問題ありだろ。」 俺はいつも 前髪で目を隠している 「そんなんじゃ 怖がられて当然だろ?」 そう言いながら 俺の髪をいじっている 「これで いいんじゃね? お前 元がいいからな~。」