空を見上げ僕は歌う。


風華も なにも言わず 去って行こうとする


俺は それが耐えられなかった

「.....風華!」

風華は 振り向き 俺を見る


「お前は この世界が本当に好きなのか?」

「....どういう意味だ。」


「お前が言ってることは

世界が好きなように 聞こえる。

でも 逆に嫌いなようにも聞こえる。」


風華は 軽く下に俯く