「清水くんだけ
こっちに
いられないんですか？」


「ごめんね
18歳に
なるまでは
親と
一緒に
住まなくちゃ
いけないのよ」


何を
今さら
清水くんの事
見放したくせに…


私は
気持ちが
抑えられなくて

「そんな…
今までだって
一緒に
住んでなかった
じゃないですか？…」


お母さんは
すごく
つらい顔をして


「そうね
私は母親失格ね」


私は
その場から離れ
お母さんを
置いたまま
帰ってきた


何よ今さら
親面しちゃって
ふざけないでよね