指切りげんまん

「雅也
俺だよ
早く目を
覚ませよ」


篤くんの
目から
涙が落ちた


「篤くんが
泣くなって
言ったじゃん」


「そうだけど
仕方ないよ
勝手に涙が…」


結花まで
泣き始めてる


「2人とも
清水くんに
聞こえてるよ」

「そうだな
雅也
愛してるぜ」


「ばかっ」


「ぷっ
わははっ」

やっと
3人が
笑った…


清水くんを
囲んで
今日も
面会時間
ぎりぎりまで
昔話をした


今日も
清水くんは
目を覚まして
くれない

眠ったままだ