指切りげんまん

病院を
でてから
清水くんは
一言も
喋らず
ずっと
うつむいてる


「どうしたの?」

たまらず
聞いてみたの
そしたら

「おれっ
おばあちゃんが
いなくなったら
一人ぼっちになる」

清水くんが
涙をこらえてる


「清水くん…」


私は
清水くんを
公園の方に
連れていき
ベンチに
座らせた


「もう
長くないから
覚悟しといてくれって
俺
どうしたらいいか・・・」


清水くんの
手を握ると
必死で涙を
こらえて
震えてるの
気持ちを
考えると
胸が
張り裂けそうで
清水くんを
抱きしめた