刺の上に刺で攻撃されると俺の精神力と言う名の鉄壁のガードが破られる。
いとも簡単に…
毒舌な上に無表情。
言ってる言葉1つ1つがとんでもなく大きいダメージになっている。
そんなコイツと長時間共に過ごしていていいものか…
絶対良くないな。
「じゃ行くか」
精神的にやられていることを隠しつつ、理事長としての威厳を守る。
逃げるわけじゃない。
元々そろそろ時間だったってだけだ。
立つ気配を感じず宙を見れば、驚いていた。
何をそんなに驚くことがあるのか。
逆に俺の方が驚いている。
「え。まさかまだここn…「櫂がここに担任呼ぶとか、そーゆうアレじゃないの?」…は?」
「呼べるわけねーだろ。担任が教室から出るとか学級崩壊の始まりだ」



