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｢笑わねーの？｣
｢笑ってるけど、さっきからずっと｣
｢それ笑ってるに入んのか？｣
｢口角がある程度上がってさえいれば笑ってるの部類に入るんだよ｣
そうだったのか…と何故か訳のわからない屁理屈に納得している俺。
あーいえばこーいう…
それが俺もだからさっきからこの話に終わりが見えないんだろうな。
｢宙、お前友達できねーぞ？｣
なんとなくで名前を呼べば、殺されそうな勢いで睨まれた。
｢友達を作って青春するためにここに来たわけじゃないんだよね。後…｣
｢宙、をやめろって言いてーのか？｣
｢分かってるのに言うって相当なクズだよね｣
｢それ以上俺の心を壊すな、結来｣
真面目な顔で頼めば、ふぅと溜め息をつかれた。
