「あっ! ここがいい! 洸太、ここ!」 復活して 洸太の膝の上のままで 一緒にディスプレイを覗く。 「え〜…俺、さっきの所の方が…」 「…家族風呂あるからでしょ?…」 「ん〜…昨日のが 癖になりそうで…あ、思い出したら やばいわ。」 「もう! 早く決めて 買物!」 はいはい、と 私の服の中に入れた手を抜いて マウスを操作して、私がいいと言った宿を予約する…優しいね。 「よし! 予約完了。…行くか?」 「うん!」 洸太のクルマで 家を出た…