冷蔵庫から食材を出し 少し遅めの昼食を作り始める。
頭の中で 今日の家事の段取りをする…


洗濯物、今からじゃ乾かないな…冷蔵庫空っぽ…買物 行かなきゃ。あ、お風呂…昨日のままだ…


などと 考えながら手を動かしていると、まだ 明らかに機嫌が悪い洸太が 下りてきた…


「まだ 拗ねてるの?」

「拗ねてないし…澪、赤ちゃん 産まれたら…赤ちゃんに夢中で 俺の事 放ったらかしにしそうだなって…さみしくなって…」

「…かもね。」


だって、1日1日…愛しくなってる。

私は この子も…もう愛してるよね?



…洸太が 更にご機嫌斜めになっちゃった…かわいい……



シルビアを手放して…終わらせるだけで こんなに関係が変わるなんて…


終わらせてよかった…