和也から解放されて…私は ふらふらになりながら 急いで服を着た
早く…この部屋から出て行きたい
何も考えたくない……
「帰る…」そう呟いて…
壁をつたって 部屋を出た…
和也が 慌てて 私を止めた
「送るから!まだ 運転…無理だ!」
断るにも 確かに運転できる状態ではなく
早くこの場から離れたくて…シルビアに なんとか乗り込んだ…
実家の前で 和也が口を開く…
「澪、俺…」
和也が 何かを 言いたそうにしていたけど…聞ける余裕は なかった。
聞きたく なかった…
罪悪感で…押し潰されそうで
シルビアも、もう見たくない…
「シルビア…もういらないから このまま…下田モーターに 持ってって。
もう…和也とは 会わない…2度と」
それだけ言って…クルマを降り 家に入った…

