「嘘でしょ?…和也が?嘘って言ってよ…何も してないって…」 止まらない涙を 両手で覆い隠しながら 祈る様に…和也に 言う 和也は 私にそんな事しないって 言って この身体には何もしてないって…言って… 「……意識なかったから わからない? じゃあ 起きてたら?」 そう言って 和也は 私との距離を詰めて 近づいてくる… 「やだ!だめ!…来ないで!…触らないで!…お願い!」 和也から 離れようと ベッドから飛び出した…