和也の腕に力が入って 苦しい…


でも、話を続ける…


「私、わからなくて ずっと…待ってた。だって 和也は 私に 『ごめん』なんて…言わないもんね。別れたいなら そう言うはずなのに……わかるのに2年も かかった… 」


そう…和也は どんなに自分が悪くても 私に 謝った事なんて…ない。


浮気した時でさえ 謝らなかった…
「お前が いいや。」って…



いつもストレートに 言葉をぶつけてきた…


そんな和也が 残した『ごめん』


この言葉の意味が わからず…


いなくなった事に加えて 私を苦しめた…