和也は 私の番号を記憶していた…


かけようと思えば いつでも かけれる


自分が たとえ持っていなくても……
公衆からでも、誰かに 借りてでも…


電話をくれて 『会いたい』と 言ってくれたら


私は どこにでもすぐに飛んで行ってただろう…


それは 和也も わかってたはず…



でも 2年間和也からの着信は1度も…なかった…