私の名前を呼ぶ 和也の声…

サイドを引いた時の 微かな和也の匂い…

そして…
久しぶりに触れた 和也の唇…





どれもこの3年間…夢に見る程恋い焦がれていたもの…


それが今…手を伸ばせば届くところにある……




今すぐに和也の胸に 飛び込みそうな身体を 押さえ込む…





だめ……だめ………飛び込んじゃ…




言わなきゃ……



突然 いなくなって……言えてない…




私達の 『 別れの言葉 』を…