「なんで、ごめん?…」

うれしく…ないの?



「澪…まだ 子供欲しくないって、ずっと 言ってたのに。あの日…だよな。
ごめん…でも…産んで欲しい。」


あ…私の事 思って…?そうだよね…



「あ、当たり前だよ〜。まだ 実感ないけど…赤ちゃん、いるんだもん。産むよ…」


声が 裏返ってる……洸太、私の動揺に…気付かないで…


「ん……よかった。じゃ、俺 精算してくる…帰ろう。少し 待ってて。」