朝、仕事帰りにそのまま和也が来た。


「仮眠 とれたの?寝た?」

「…じゃあ ホテル行こう!澪と寝る!」

「絶対に寝ないでしょ!」

「ちゃんと寝るから!行くぞ。ハルさんの所に行くまで時間あるし!」


そう言われて 入ったら…早速 脱がされてる…甘かった…


和也の手が 急にピタッと止まった…


「澪…これ…」


…? 何…?と思い和也が見てる場所は…


肩……洸太の…指の後が 黒に近い青紫色でしっかりと 残っていた…


「あ…」…お風呂に入った時に 確認するべきだった。

こんなのを 和也に見せるなんて…まだまだだ……


和也が心配そうにそこに触れようとしたのを…さっと よけた…