「ありがとう…ハル兄。大丈夫。また和也に会えたから。洸太と話をする日、迎えに来てね。…電話するから」


そして 電話を終えた…


和也…私が結婚した事 知ってたんだ…
シルビアも もうないって思ってたんだね…


その…ないはずのシルビアに乗って 私が目の前に現れたんだもん。

私が まだ和也の事 忘れてないって…
一瞬でバレるね。


和也…どんな気持ちだった?

探しても 私が見つからなくて…

結婚してて…

ごめんね…ごめんね 和也。


もう…絶対に離れない。何があっても…

ちゃんと洸太と別れて 会いに行くから…


私…少しは 強くなれたかな?…