「それでいいんだよ。そう思うだけで
お前がこの子守れるなら。足りないなら…あの時の子だと思え!」


「あの時の子って…和也 覚えてるの?」


「覚えてるよ。俺も …残念だったから」



あの時の子…


和也が いなくなる少し前…

ゴムが無くなってるのを内緒にして…和也が中出しして、気づいた私は すっごく怒った。


赤ちゃん 出来たらどうするの!ってキレる私に…

けろっとした顔で 結婚したらいいじゃん…って…


その言葉で、 生理 来ないで!って…


…でも、予定通りに…来なくていいものが 始まって……


泣きながら 和也に 生理来た〜!って…


和也は 泣きじゃくる私を抱き締めて、まだ早いって事かな。…そのうち会えるから…って

…泣き止むまで 抱き締めてくれてた。