時間が過ぎていく。

いつまでも ここにはいられない。

現実を見なくちゃ…


痛い 現実を……



和也が戻ってきた。早いな…


「…落ち着いた?」

「落ち着くか!…強制連行!」

「えっ!ちょっと!」


私を 抱きかかえて まだ お湯が半分も溜まってない浴槽に入った。


「あ〜…腰にきく…」

「おっさんか…」