「…おしゃべり終わり。もう 何も考えるな。今、こうしていられるんだから…
俺は今 お前がここにいるだけで いい。お前は?」


「…私も…」



いつも そうだ。いつも私の気持ちを先読みして…私が 本当に傷つく事はしない。

傷ついても…何か意味があった。


そんな風に守られていた。

じゃあ…いなくなったのは?


まだ こんなに愛してくれているのに…


いなくなる方が 私を守れたの?

…それは…私の思い上がり?


「こら…また なんか考えてる。…ま、 いっか。すぐに3年分埋めてやるから」